石川県能登島で製作をされているガラスアーティスト 有永浩太 。

吹きガラスを中心に、様々な技法を用いて作りだされるガラスたちは
生活と製作が密接に関わる環境だからこそ生まれる、挑戦的な作品の数々です。

高温で熱されたガラスは、重力をうけ
意思を持っているかの如く、溶け、形を変えていきます。

その動きをとらえ、生み出された
有機的なフォルムは
とても美しいですね。

うっすらと色づくアンバーカラーのガラスは
照明の下、自然光の光の中など
シーンによって様々な表情を見せてくれます。

高度な技術で製作されたプレートは
一瞬手吹きという事に気づかないくらい
統一されたサイズ感です。

しかし、テーブルに落ちたガラスプレートの影をふと見ると
幾重もの線がわずかに映り、手作りのぬくもりを感じます。

温かみがありながらも過度な装飾を排除し
機能的で洗練されたデザイン。

ガラスの透過性が、盛り付ける料理の色味を引き立ててくれます。

※耐熱ガラスではありませんので、急激な温度変化にご注意ください。

※ガラスの底にある丸い跡は、吹きガラスの工程でできるものです。

gl261

gl258

gl257

gl259

gl260